SCL ソフトレンズ
便利なSCLですが、トラブルも多く、正しい使い方をぜひ守ってください。当院で受診された方は、コンタクトだけでなく、他の眼科疾病を見逃さないように、診察を行っています。
価格は 並行輸入の通販などにはかないませんが、メーカー純正、診療所として低い価格設定です。
サークルレンズとカラコン
「サークルレンズ」は 黒目をより大きく見せるためのレンズです。したがってデザインは多種あっても、黒目の色に近い黒や茶系が中心になります。皆様がご存じのメーカーから、以下のような製品が発売されています。
define(J&J)、STARRY(ボシュロム)、Eye coffret(SEED)、FRUTTIE(Menicon)、Fresh look(Alcon)
1dayレンズが多く、少数の2weekレンズ、乱視用レンズが存在します。価格が高めなのがたまにキズというところでしょうか。
デザインの好みがありますが、高含水(柔らかく乾きやすいのでモイストタイプ)のJ&J defineと、低含水(硬めだが比較的乾きにくい)のSEED
Eye coffretを在庫しています。
「カラコン」は装着することで、黒目を違った色に見せるためのレンズです。若年層を中心に コスメティックな用途で使用されることが多いかと思います。
しかしネット販売や激安雑貨店で、ただの商品として販売されており、知らないメーカー製品が多々あります。
経験上、粗悪なものがあるのも事実で、交換するサイクルが長いものは なるべく避けるのが無難です。
(上記メーカー品のサークルレンズで、1か月以上用というものはありません。)
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SEED Eye coffret |
HCL ハードレンズ
「サンコンタクト」のHCLを取り扱っています。需要が減りつつあるHCLですが、以下のような長所があります。
- 乱視が矯正されやすい
- 角膜に酸素と水分を供給しやすい
- SCLと比較してランニングコストが低い。
- 何らかのトラブルがあると症状が出やすく、重症化せずに対処できる。
- 「円錐角膜」の進行を抑える。
「サンコンタクト」のハードレンズは、レンズの研磨などを行い微調整が可能です。いろんな症例に対応できるので、大阪5医学部附属病院全てに、このメーカーが入っています。
毎月 第1木曜日午後診17時以降に、「サンコンタクト」の技術者が詰めています。「円錐角膜」やフィッティング等でお困りの方はご相談下さい。(事前に電話でご連絡ください。)